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ご挨拶

私は、約40年間小児科医として、さまざまな病気や障害を抱えた子供たちの治療に専念してまいりました。とりわけ渋谷の地に開業してからの20年は、地域医療や学校保健あるいは不登校や発達障害、心身症等の心理的ケアにも取り組んできました。

いま振り返ってみると、あらためて子供たちの健康を第一に考え子供たちが安心して育ってゆける環境を、いかにすれば残していくことができるかが、現在の大きな使命ではないかと思っております。

現代の子供たちは都市化や高層化にともなう遊び場の減少に関連して体力、運動能力が低下していると言われています。遊び場だけでなく遊びそのものにもIT化が進んで様々な影響を及ぼしています。

また、朝食抜きや孤食などの食事の問題や、あるいは温暖化や自然環境の破壊、紫外線の影響などもっと地球的な環境変化の影響も受けて暮らしています.細菌やウイルスだけでなく、化学物質やアレルギーのみならず、新たな外敵とも戦わなければならない時代となりました。小児科医として、病気に対応するだけでなく子供たちの生活の中の微妙な変化をいち早くとらえ幅広く対応していきたいと考えております。

また2011年3月11日に発生した東日本大震災の爪痕である福島第一原発事故の影響で、福島県ならびに周辺の多くの子供たちが、まだ安心して外で遊ぶことができない状況にあると認識しています。事故の影響が出てくるのはこれからだと考えております。原発事故が子供たちの健康状態にどのような影響をもたらすかは今の段階ではかり知ることはできませんが、この問題も避けて通れない重大な問題として我々小児科医の前にあることを痛感しております。

現代社会が子供にもたらした代償は、私たちが償っていかなければなりません。いま私が小児科医としてできることは、私が接するすべての子供たちに対して注意深く彼らの心身の状態を観察をし、今回の震災、原発事故の影響に対して、可能な限り必要な対策を立てることだと考えています。

医療法人社団 育心会
稲垣クリニック 院長 稲垣 稔


診療科目 小児科 内科 心療内科 診療時間 稲垣クリニックへのアクセス 東京都渋谷区代々木 代々木八幡駅すぐ
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